ペットと一緒にミャンマー渡航〜おすすめ航空会社【2022年6月1日更新】
こんにちは、うめのパパです。
先日も取り上げましたが、ついにミャンマーもビザの発給と海外から商業便の航空機受け入れを再開いたしました。ミャンマーに戻る日本人の方も少しずつ増えているようですが、気になるのは「ペット連れの渡航は可能なのか」というところです。
ペットの出国前の手続きについては、下の記事を参考になさってください。
ヤンゴンに就航している航空会社
ヤンゴン国際空港を発着している航空会社は、たくさんあります。5月3日に在ミャンマー日本大使館より発表されている資料でも7社あり、これからも増加が見込まれます。
ヤンゴン直行便
現在、ANA(全日空)のヤンゴン直行便は運休中です。ANA(全日空)の運休発表と同時期に、ミャンマー国際航空が直行便を飛ばすことを発表しておりました。しかし、それは特別便だったため、継続して運行されているわけではないようです。
つまり、現時点で日本発ミャンマー着の直行便は運行しておりません。
ペットを手荷物として預けられる航空会社
ヤンゴンに到着する便を運行していて、ペットを手荷物として預けられる航空会社はいくつかありました。
各航空会社の運行状況とペットの輸送方法については以下の通りです。
ANA(全日空)
上でも書いた通り、現在運休しております。
シンガポール航空
毎週、シンガポール・チャンギ国際空港経由ヤンゴン着の便が運行されています。
カスタマーセンター(日本人女性が対応してくださいました。)によると、犬を手荷物として預け入れることは可能です。
タイ国際航空
バンコク・スワンナプーム国際空港経由ヤンゴン着の便が運行されています。
カスタマーセンター(日本人男性が対応してくださいました。)によると、現在、バンコクからヤンゴンまでの便は、タイ国際航空の運行ではなく、タイ・スマイルエアウェイズが運行するコードシェア便となります。そのため、ペットを手荷物としてバンコクまで運ぶことはできますが、バンコクからヤンゴンまではお受けできないとのことでした。
大韓航空
大韓航空のサイトでサーチすると、仁川経由ヤンゴン着の便が運行されています。
うめのパパは2度、うめと一緒に大韓航空に搭乗しております。大韓航空のペット同伴搭乗は、おすすめなんです。理由は、下の記事に書いております。
チャイナエアライン
チャイナエアラインのサイトで、ヤンゴン便はヒットしませんでした。それで、カスタマーセンター(日本人男性が対応してくださいました。)に連絡してみたところ、現在、台湾でのトランジットは認められておらず、そのため運行していないとのことでした。
マレーシア航空
クアラルンプール経由でヤンゴン着の便が運行されています。
カスタマーセンター(日本人男性が対応してくださいました。)に問い合わせてみたところ、ペットを手荷物として預かることは可能で、クアラルンプールでも特に手続きが必要ではなく、ヤンゴンまで運んでくれるそうです。
おすすめの航空会社
上記の通り、いくつかの航空会社がペットを預かって、一緒の飛行機で日本からヤンゴンまで連れて行ってくれます。今回調べてみて、うめのパパが感覚的におすすめしたい航空会社を紹介します。
シンガポール航空
手続きさえ問題なくできれば、ヤンゴンまでペットと一緒に行くお手伝いをしてくれます。しかし、気になるのは経由地のチャンギ国際空港で、一度ペットを受け取り、ヤンゴンへのフライトのチェックインをしなければならないことです。
おそらく、チャンギ国際空港でペットを受け取ったのち、シンガポールからペットを出国(輸出)させるため、飛行機のチェックイン時にシンガポールの政府機関が発行した輸出検疫証明書(EXPORT QUARANTINE CERTIFICATE)が必要になるのではないかと思います。
実際どうなのか知りたくて、シンガポール大使館に連絡してみました。すると、2つの提案をいただきました。
- 犬と猫のシンガポールへの持ち込みとシンガポールへの輸送に関する詳細については、AVS(Animal & Veterinary Service)に直接お問い合わせください。
- ドアツードアサービスを提供するInternational Pet and Animal Transportation Association’s (IPATA) から、荷送人を探すことができます。
シンガポール航空のカスタマーセンターにE -mailで、「一旦入国してしまうと、ヤンゴンへのフライトのためのチェックイン時にシンガポール政府機関が発行する証明書が必要になるのではないか」と問い合わせておりますが、今のところ返事はいただいておりません。みました。いただいた返事については、下の記事に書きましたのでご覧ください。
ということで、おすすめ度は☆☆★(星二つ)☆☆☆(星三つ)です。
大韓航空
個人的には、大韓航空の小型のペットであればゲージに入れたままですが、機内に一緒に入れるサービスはすごくおすすめです。しかし、在ミャンマー日本大使館が5月3日に発表している資料では運休中となっており、今販売されているチケットがこれからフライトキャンセルにならないか、心配なところです。
また、もし飛行機が飛んだとしても、現在販売されているものは仁川でのトランジットが32時間25分と、とても長いです。トランジット時に利用できるであろう仁川国際空港ターミナル2内のIncheon Airport Transit Hotel Terminal 2は、ペット同伴不可となっております。
空港のベンチで30時間以上過ごすのも大変ですし、ペットはゲージから出せないので、食事や給水、トイレなど心配なことがたくさんあります。連れて行く方法がこれしかなければ別ですが、おすすめ度は☆★★(星一つ)です。
マレーシア航空
カスタマーセンターに連絡してみたところ、マレーシア航空が運行している飛行機であれば、どの機材でもペットを受け入れることができるとのことでした。しかし、コードシェア便でマレーシア航空ではない航空会社が飛行機を運行している場合は、運行航空会社に確認が必要とのことです。
もし、マレーシア航空が運行している便であれば、フライトの予約完了後カスタマーセンターに連絡し、ゲージの大きさ(おそらく縦・横・奥行きそれぞれ何㎝)、ペットとゲージの合計重量を伝えなければなりません。
上記のマレーシア航空のサイトで、CountryをJapan、CityをOsakaと選択してください。すると、日本のカスタマーセンターの電話番号が出てきます。こちらにご連絡ください。
ただ、クアラルンプールでペットを受け取ることなく、ヤンゴン便に乗せてくれるのはトランジットが24時間以内の場合のようです。お気をつけください。
また、現在販売されているマレーシア航空が運行している成田発クアラルンプール経由ヤンゴン着の便は、クアラルンプール滞在時間が17時間、日本発からヤンゴン着までの総時間が27時間10分(チェックインから計算すると約30時間)になります。ペットへの負担も、考えてあげたいところです。
ということで、マレーシア航空をペットと一緒に利用する場合のおすすめ度は☆☆★(星二つ)です。
今後、更新された情報を耳にした場合は、内容を更新したいと思います。