いぬのおまわりさん♪吠えてばかりじゃないんだよ
こんにちは。台湾にいる日本語の生徒から、ここ数年のあなたの生活は漫画みたいだねぇ、なんて言われてしまった、うめのパパです。
人生って、いろいろあるものですね。犬生にも、いろいろあるものなんですよぉ。
うめがママのお友だちワンちゃんと過ごした日々については、下の記事をお読みください。
いぬのおまわりさん
皆さん、一度はお聴きになったことはあるのではないでしょうか。“いぬのおまわりさん”。(詳しくは、犬のおまわりさん - Wikipediaをどうぞ。)
迷子の猫に困ってしまったいぬのお巡りさんが、ワンワン吠えてしまうって歌です。
うめもおまわりさん
うめも、れっきとしたわんちゃんです。おまわりさんにもなれるんだぞってところをご紹介したいと思います。
パトロール
うめは、散歩中ワンワン吠えることはあまりありません。でも、いろいろなところをクンクン嗅ぎまわるんです。
それを見て「クンクンするのが仕事」って言った友だちがいました。つまり、ママとパパはうめの仕事に連れて行かれてるんですね⁉
クンクンの意味
うめは女の子。男の子は、なわばりの関係でいろいろなところにマーキングをします。その匂いを確認するのは、わんちゃんにとって大切な事。
それだけじゃなくって、それぞれのコンディションを確認する意味もあるそうです。気になるんですね、ほかのわんちゃんのことが。
あらゆる場所をクンクン
でも、あまりむやみやたらにクンクンさせるのもよくないようです。
クンクンしているものが、ほかのわんちゃんの排泄物だったりするため、クンクン経由で病気になってしまったりするそうです。
大きな病気につながることもあるようなので、気を付けたいですね。
あと、ひたすらクンクンしてるってことは、ご主人様からの命令を聞けなかったり、ご主人様の存在を軽視していたりすることを表すこともあるそうです。
花屋でクンクン
うめの散歩コースはいくつかあるんですが、そのうちの一つに近くの花屋の前を通るコースがあります。
うめのパパが散歩に連れて行くときは、だいたいそのコースを使っていました。ある日、花屋の店先にあった荷物運搬用のカートの下も、クンクン。
カートの下に興味を示すことはあまりないのですが、よく観察してみると、カートの下に。
その花屋には、うめより少し若い小さな女の子がいるんです。身体もうめより一回り小さい。そして、すっごい静かな子なんです。
この子がうめに関心を示してくれることは、あまりありません。でも、ご近所さんということで、前を通ると律儀にあいさつしに行くのがうめなんです。
今日も、クンクンパトロールお疲れ様です!
カゴはちょっと
うめは、とても元気。そして、運動が大好きなんです。だから、少々長い距離を散歩しても全然大丈夫です。
数年前、ママやパパの友だちと一緒に近くの山にも行きました。数時間歩き続けても全然平気でした。もちろん、冬の涼しい日だったんですけどね。
スーパーの気遣い
そんなうめですが、ママやパパが忙しかったり雨が続いたりして、あまり外で遊ばせてあげられないこともあります。
もちろんどこにでも連れて行ってあげたいんですが。連れていけないところもたくさんあるのが事実です。その一つが、スーパーです。
でも、スーパーによっては、上の写真のような“カゴ”が置いてあることがあります。
ここまでは連れてきていいよっていう親切と、スーパーなので衛生を気にするお客さんもいるのでそこは理解してくださいって言う気遣いだと思います。
でも正直なところ、わんちゃんが“カゴ”の中で静かに飼い主様の買い物が終わるのを待っていられるとは思えません。
また、汚くはないとはいえ、前に使ったわんちゃんの匂いとかがついてると、わんちゃんたちにとっては居心地がいい場所とは言えないと思います。
ペットのことを考えてくれていることは、非常に評価できるんですが、たぶんこのゲージを使ったらかえってほかの人たちの迷惑になるような気がします。
ワンワンワワ~ン
うめなら吠えて吠えて、買い物どころじゃなくなると思います。だから、今日もうめはお留守番です。
もちろん、このようなスーパーのお気遣いには、感謝です。ペットを飼ってる人たちのことも考えてくれてありがとうございます。
家の中では
でも、“カゴ”に入るのはおまわりさんじゃなくって、悪いことをした人です。だからか、うめは家にある“カゴ”に入るのも嫌がります。
それで、うめはお留守番の時も、部屋の中を自由にウロウロして過ごしています。“カゴ”に入れてお出かけしたら、怪我をしていたことがあったもので。
甘やかし過ぎって言われるかもしれませんが。でも、その程度の自由ではたいていうめは満足してくれません。寂しいんです。
どうすることもできないこの気持ちを、うめはどこかにぶつけたいのでしょう。
帰ってくると、すごい歓迎してくれるんですが、遊んであげる前に悪さをしてないかのチェックが必要です。
ごみ箱を隠すのを忘れると、ごみ箱がひっくり返されています。すべて片付けて出かけても、床でトイレを済ましていたりすることもあります。
イライラしてくると、うめはいつもさせてもらえないことを満喫します。上の写真で分かるでしょうか。
ローテーブルの上に乗っかって遊んでたんでしょうね。ママとパパにはすぐばれてしまうんですけどね。うめに関しては、ママもパパも探偵レベルです。
そして、悪いことをした子は、“カゴ”に入れられます。そして、パパとママは掃除の時間です。おまわりさんも家の中では普通のわんちゃんです。
お手柄
深センにいた時は、海の近くに住んでいたので、天気がいい日は、海を見れるコースをお散歩していました。
でも、家から近い海岸線は再開発のため入れなくなっちゃったんです。それで、ちょっと長距離コースの散歩に出ることもありました。
久しぶりにパトロールに来てみたら
歩くこと30分少々。やってきました、海岸線。のはずが、ここにも再開発の波が押し寄せて来ていました。
上の写真を見て見てください。うめの後ろの方に、ずっと壁が作られていますよね。これでは、海が見えないどころか、潮風すら感じられません。
見つけたぞぉ
実はこの日、海に向かう途中で、海上警察の施設の前を通りました。この施設には、動物好きの隊員さんがおられるようで、施設内に何匹もわんちゃんがいるんです。
そして、ときどき門が開いていて、わんちゃんたちが歩道に出てきていることがあります。
この日も、何匹か施設の敷地から飛び出してきて、うめにあいさつしてくれたんです。その中に、人懐っこいゴールデンレトリバーがいました。
でもうめが怖がっちゃって。うめのパパがひとしきりこの子と遊んであげることに。すると、なぜか何度も何度もお手をしてくるんです。
可愛いんですが、うめが怖がっているので、遊ぶのはほどほどにして散歩を続けることにしました。
そして、海岸線まで来たのですが、上述の通り海は見えもしません。そこの近くは、高級マンションが立ち並ぶ地区で、こんな張り紙がありました。
この子、なんかさっき遊んだ子に似てる。それに、この写真の子もお手してる。これは怪しいと思い、帰りに海上警察に行ってみました。
写真見せたら否定されたんですが、一応連絡だけしてみることに。じゃあ、1週間以上経ってたんですがまだ見つかっていないとのこと。
一度、海上警察に聞きに行ったけど“いない”って言われたそうで。その時には、まだ来てなかったんでしょうか。でも、とりあえず情報だけ提供しておきました。
するとその日の午後、「海上警察の施設で見つかった」とレトリバーのご主人様から連絡をいただきました。
迷子のレトリバーを見つけた“いぬのおまわりさん”、うめでした。
だけど
家には、小さなころ買ってもらったゲージが、たたんでテーブルの横に置いてあります。テーブルの二辺をゲージが囲む感じで、もう一辺からは自由に入れる形です。
うめは、暇があればテーブルの下に入っています。“カゴ”の中が落ち着くおまわりさんって。偽物かな?見つけたのも迷子のにゃんこじゃなくって、レトリバーだし。
そして、今日も“カゴ”の中から覗いてきます。
うめがいた深センは、こんなところです。動画付きで、まとめて見ました。
※過去に、別のブログで上げていた記事をリライトして投稿しました。